無料でここまでできる!商圏分析サイトの活用方法

『出店の成功に欠かせない商圏分析を簡単に行う方法』では、商圏分析の必要性と、分析手順、実地調査とデータ取得の方法等をご紹介しました。
この中では、地域-地区-地点と候補地を絞り込む過程で、地区(=商圏)の市場規模を調べる為に商圏人口等のデータを取得し集計することになります。
面倒のように思えますが、現在では、政府がインターネットで提供する商圏分析サイトのサービスを活用すれば、この作業も自分で簡単に行うことができます。しかも、同様な分析には以前なら高い費用がかかりましたが、このサイトを利用すれば無料で行うことができるのです。

このようなサービスの登場は、商圏分析用のPCソフトウェア(数十万以上)や有料のASPサービスを使う必要性を、かなり低くしたといえるでしょう。また、このサービスを使い店舗オーナーの皆様が自ら商圏を分析することは、コスト削減だけでなく、商圏をより深く把握したマーケティングの実践を可能とします。本来、自分の店の商圏分析はコンサルタント等へ外注するのではなく自ら行うのがベストなのです。
これから出店を考えている方はぜひ商圏分析にチャレンジしてみましょう。

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パン屋・ケーキ屋の開業に欠かせない8つのポイント

貴方がこれから菓子・パン店の開業を考えているなら、資金調達から店づくりまで経営者としてやるべきことが山ほどありますが、準備はできていますか?

しっかり準備をして開業の成功率を上げましょう。数多くの菓子・パン店の開業を支援してきた経験から、そのポイントを8つにまとめました。ポイントを押さえて効率的で効果的な開業を目指しましょう。

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出店の成功に欠かせない商圏分析を簡単に行う方法

あなたは自店の商圏を把握していますか?
これから出店を考えている店舗の商圏のことを十分調べていますか?

商圏を把握しないまま「何となくわかったつもり」で出店しているケースは多いもので、その結果、商圏と店舗のミスマッチ、売上予測と実績の乖離等が起こります。
売上が低迷すると、原因は商品や接客あるいは景気等と考えられがちです。これらも間違いとはいえませんが、店の土台といえる商圏を把握していない為に起こる様々な間違いが原因であることが多いのです。

このようなことを防ぐためには、自店の商圏を把握する為の分析方法を知ることが重要です。
今回は、今まで行ってきた多くの商圏分析の実績を元にした、簡単にできる調査・分析方法を解説します。

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儲かる菓子屋・パン屋をつくる顧客満足度調査と質問の方法

あなたの店はお客様に十分な満足を与えていることができているでしょうか?
よく言われる「顧客満足度」ですが、これに真剣に取り組み改善させれば、大きな売上向上も期待できるようになります。これは競争が厳しくなる一方の業界のおいて、業績を安定させるために重要なテーマですので、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。

ただ、ここでの顧客満足度は「当店の接客、商品に満足していますか?」という質問から得られるものではありません。真の顧客満足度は、顧客から店への信頼感、親密感、愛着度を知ることで明らかになる、顧客ロイヤルティ(忠誠度)から生まれます
。これを調べるには、お客様へ次の質問を問いかけます。

当店を、友達や知り合いにすすめようと思いますか?

この質問に対して「思う~思わない」の10段階で回答してもらうことで、真の顧客満足度を知り、業績改善のアイデアの発見に繋げることができます。

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簡単にできる商圏調査-事例から学ぶ(郊外立地1)

出店の成功に欠かせない商圏分析ですが、ポイントを理解していれば決して難しくありません。
ここでご紹介する事例を参考に、これから出店を考えているならば、ぜひチャレンジしてみましょう。店をオープンさせる当事者である方が直接行うことは、商圏内市場の理解度を高め、店の運営に大きなプラスとなります。

唯一気をつけることは「客観的になれるか」ということだけです。物件を探す期間があまりなかったり、思い入れの強い場所であったりすると、物件ありきで進んでしまい商圏を見る目が偏ることもあります。これを防ぐには、外部業者への依頼は有効ですがコストがかかります。
特に資金調達が厳しい独立開業では、少しでも店舗に費用を回す為、なるべく自分で実施したうえで出店で利害関係のない身近な知人や友人の意見も求めてみるのが良いでしょう。

ここでご紹介する事例は『出店の成功に欠かせない商圏分析を簡単に行う方法』でご紹介している方法に基づいた、商圏分析の結果です。

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売れる店舗デザインは内装・ディスプレイが違う(パン屋)

出店での店舗設計・デザインにおいて業者選択を間違ってはいませんか?
図面を作成できて、そこそこお洒落なデザインを提案できるならどこでも良いとか、付き合いのある地元の建築業者に頼めば何とかなるとか、安ければどこでもいい等と思っていないでしょうか?

もしそう考えていれば、間違った業者選択をしている可能性が大きいと言わざるを得ません。
建築業者や設計事務所には得意な分野と不得意な分野がありますが、仕事が欲しいので大抵の仕事は引き受けようとします。しかし、パン屋やケーキ屋、和菓子屋を得意分野として専門知識を持っている業者とそうでない業者では特に内装やディスプレイ等において出来栄えに大きな差があります。これは売上の差となって表れます。菓子づくり、パンづくりでプロとセミプロの商品が違うのと一緒だと考えてください。
商圏分析と同じように設計の機会は出店前の一度だけですので、間違えない選択をしましょう。

ここでは、専門業者(株式会社ロケット・パンチ)が手掛けたベーカリー店舗の事例をご紹介しますので、今後の店づくりと業者選択の参考にしてください。

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売れる新商品開発を顧客ニーズから探し当てる新手法

あなたのお店では消費者の要望に応えた新商品開発を行っていますか?

すべての商品にはライフサイクルがあります。売れ始めてから人気が定着する商品もあれば短命に終わる商品もありますが、どの商品も似たようなライフライクルのカーブを描きます。
そして定着したヒット商品が売上の大部分を占めていても、徐々に売上は落ちていきます。競合商品の登場や顧客の消費志向の変化等理由は様々ですが、陳腐化しない商品は世の中には存在しないのです。

その為、常に次の主力商品となり大きな売上を狙えるような新商品開発を続けなければいけません。
新商品を開発する中心は、作り手である職人さんであることは間違いありませんが、その一方で、様々な商品が既に登場しており顧客ニーズが多様化している現在は、作り手のアイデアだけで新商品を発想し続けることが難しくなってきています。
作り手には、商品開発手法のオプションを増やしアイデアの源を広げることが求められるのです。

そこで今回は、顧客の意見を積極的に取り入れた商品開発として、アンケートで商品への顧客ニーズを探る手法を、事例を元にご紹介します。

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パン屋・菓子屋の経営に欠かせない資金繰り改善手法

資金繰りが経営にとって何よりも重要なのは言うまでもありません。「勘定合って銭足らず」と言われるように、黒字経営であっても資金がショートし銀行取引が停止になれば倒産です。

菓子・パン店は日々現金での売上が多い一方で支払いは遅いので、資金繰りとしては余裕がある方の業種です。しかし、それが資金繰りへの意識を鈍くし、赤字になってから慌て始める傾向が多いのも事実です。
日頃より資金繰りを改善する努力を続け、経営の安全度を高めておくことが重要です。

資金繰り改善を考える場合には、短期施策と中長期施策に分けて考えます。
資金繰りに最も影響が大きい売上は、対策を講じても効果が出るまでにある程度の時間が必要ですので、中長期施策として取り組むことになります。安易な安売りは短期的に売上を押し上げ資金繰りも一時的には改善しますが、結果的には経営を悪化させます。

短期施策としては、コスト削減や借入のリスケジューリング(返済条件の見直し)、仕入条件見直し等からできることを探します。ただ、金融機関や取引先に対して、借入や条件の変更を安易に申し出ると、経営への警戒心をあおり与信評価を落とす可能性がありますので、十分な準備が必要です。

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簡単にできる商圏調査-事例から学ぶ(都市近郊立地1)

出店の成功に欠かせない商圏分析ですが、ポイントを理解していれば決して難しくありません。
ここでご紹介する事例を参考に、これから出店を考えているならば、ぜひチャレンジしてみましょう。店をオープンさせる当事者である方が直接行うことは、商圏内市場の理解度を高め、店の運営に大きなプラスとなります。

唯一気をつけることは「客観的になれるか」ということだけです。物件を探す期間があまりなかったり、思い入れの強い場所であったりすると、物件ありきで進んでしまい商圏を見る目が偏ることもあります。これを防ぐには、外部業者への依頼は有効ですがコストがかかります。
特に資金調達が厳しい独立開業では、少しでも店舗に費用を回す為、なるべく自分で実施したうえで出店で利害関係のない身近な知人や友人の意見も求めてみるのが良いでしょう。

ここでご紹介する事例は『出店の成功に欠かせない商圏分析を簡単に行う方法』でご紹介している方法に基づいた、商圏分析の結果です。

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儲かるパン屋・菓子屋になる為の優良顧客の増やし方

多くの店で会員カードが作成されていますが、そのデータを活用できているでしょうか?
単なる買い物ポイントだけで終わっていれば大変もったいない使い方です。

POSレジ等と連動し会員データと購買履歴がリンクされていれば、それを使って費用対効果の高い対策を講じることができます。
履歴を元に、顧客別の購買額やリピーター度等を判別することで、今後顧客個別にどういう対応をとれば良いかが見えてきます。優良顧客にはさらに手厚いサービスを行い、そうでない顧客に対しては優良顧客に引き上げるための施策を講じます。広告媒体としても、すべての人に同じメッセージを送るチラシではなく、顧客に合わせたメッセージをDMで送るような効果的な方法を使うことができます。
さらに、優良顧客が感じている店の評価ポイントを調べることができれば、それを元にさらなるサービス改善にも活かすことも可能です。

これらを事例を元にご紹介します。

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